さまざまな物の値上がりが続いていますが、ついに、空き家の税負担が4倍になりそうです。
政府は昨年12月に、壁に亀裂があるなど、管理が不十分とされる建物の税優遇を見直し、住宅用地を対象に固定資産税を軽減する特例から外すことを決定しました。具体的な時期については、まだ明らかにされていませんが、早ければ23年度中に実行される見通しです。そうなった場合、平均的な宅地の空き家を放置している人にとっての税負担は、約4倍となり、実質的には約4倍の増税と同じことになってしまうのです。
ということで、今回、私からのアドバイスは、「使っていない空き家は早めに売却しましょう」です。空き家にかかる固定資産税は税金なので、所有している限り、ずっと支払い続けなければなりません。相続した家には、たくさんの思い出があり、簡単に手放したくないという思いや、不動産を資産だと考えるお気持ちも十分に分かりますが、活用しなければ、空き家は、税金を支払い続けなければならない負動産になってしまいます。
これから駆け込み売却が起こることも考えられます。ぜひ、その前にご検討してはいかがですか。
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