査定をしてもらったのに「査定金額で売れなかった!」という言葉をお聞きすることがあります。どうしてでしょうか?
査定という言葉は、不動産以外にも、貴金属やブランド品、車などの買取時にも使われることが多く、その金額で買い取ってもらえると思われがちです。でも、不動産では、査定金額で買い取ってもらえないことが、よくあります。私の店でも、できるだけ買い取ることができる金額を査定時に提示することに努めていますが、それでもゼロではありません。
では、なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?それは、「机上査定」といわれる査定方法にあります。机上査定では、物件を見ないで計算するため、建物の劣化状況など、物件の正確な状態を把握しないで金額を算出することになります。そしてもうひとつは、不動産屋が、預かり物件を増やしたいがために、無理をして高めの金額を提示する場合です。
私は、できるだけ現地に行って物件を見るようにしています。それは、高い査定金額を提示するためではなく、実行可能な数字を出し、お客様に喜んでいただくためです。そして、それが地元の不動産屋としての役割であり、責任だと思っているからです。
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