空き家という言葉から、長年誰も住んでいない家を連想する方がいらっしゃると思いますが、国土交通省では、一年以上人が住んでいない家を、空き家と定義しています。意外と短いですね。
空き家問題は、皆さんもご存じの通り、社会問題となっているため、国土交通省は「特定空き家」という基準を元にした、空き家対策の強化を行っています。
この「特定空き家」は、別名「迷惑空き家」とも呼ばれ、悪者呼ばわりされているようで、可哀想な気持ちもしますが、可哀想なのは家ではなく持ち主の方です。お持ちの、一年以上人が住んでいない空き家を、特定空き家と認定されたとしたらどんなことが起こるでしょうか?まず、自治体から助言、指導、勧告を受けます。それでも放置していると、固定資産税の減額がなくなり、最悪、税金が一気に6倍になることもあるのです。恐いですね。一番簡単な対策の方法は、売ることです。不動産を特別な財産だと捉えて売ることに抵抗を感じるかもしれませんが、リスクがある空き家を持ち続けるよりも、手放すことで活かすことができるのなら、それも、不動産を大切にすることではないでしょうか。先祖が遺してくれたものを活かすことを考えてみてはいかがでしょう。
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